スパイクチャレンジ使用構築 レート1818 13位 ゾロアークと大エースカイリュー
どうもrockです。スパイクチャレンジに参加したので、使用していた構築の紹介と大会の感想を書いていこうと思います。
まず、特別ルールの大会という事で軽く事前考察について書いていきます。スパイクチャレンジを考察している動画や、事前に行われていた仲間大会の結果を元に考察をしました。
まず、環境の中心になるのは、
サンダー
ミミッキュ
ウーラオス
の三体(四体)になると考えました。この中で特にサンダーはダイジェットがなくなったので、アタッカーより優秀な耐性と回復技を生かした耐久振りが多くを占めるようになると予想しました。
上記の三体ほどではないが採用率の高くなりそうなのは、
ドラパルト
ガブリアス
ゴリランダー
ウオノラゴン
ガラルヒヒダルマ
カバルドン
ギルガルド
ポリゴン2
ナットレイ
ロトム(火/水)
ドヒドイデ
ダイマックスなしで高火力を出せるポケモンやダイマックスなしによって崩されにくくなったポケモン、高種族値のポケモン(とくに準伝説)が使えず、相対的に種族値が高くなったポケモンたちが増えると予想しました。
環境メタとして、
ピクシー
エルフーン
マリルリ
ガラルマタドガス
アローラキュウコン
マンムー
ジバコイル
ドリュウズ
といったフェアリータイプや氷タイプのポケモンと受け構築を崩せるポケモンが多くの構築で採用されると予想しました。
使用されそうな並びとしては
・サンダー+高火力の受け崩し
・ミミッキュ+きあいのたすきウーラオス+誰か
対面選出
・アローラキュウコンの壁展開やカバルドンあくび展開+エース
・受けループ
が多くなりそうだと予想しました。またダイマックスがなくなりちいさくなるが使いやすくなったのでの対策はしておいた方が良いと思いました。
[戦績]
45戦35勝10敗 13位 レート1818
・ゾロアーク
・ウーラオス(連撃)
・カイリュー
・ジバコイル
・マンムー
・ピクシー
[構築経緯]
ダイマックスなしでゾロアークを使うのであれば、悪巧みを積む型よりもエースのサポート役にした方が扱いやすいと思ったので、スカーフを持たせてスカーフトリックで起点作り+エースが暴れた後の掃除をしてもらうことにしました。
肝心のエースとなるポケモンは、積んでしまえば環境の中心になると予想した三体に強くいけそうなタラプのみを持たせたりゅうのまいカイリューを採用しました。積んだカイリューが止まってしまう相手を起点にできる裏エースとして、カバルドンやスカーフのヒヒダルマに強いラムのみを持たせたビルドアップウーラオス(連撃)、エアームドやアーマーガアと一応ナットレイを捕まえて確実に処理しつつ、起点にできて受け回しにも強い磁力てっぺきボディプレスジバコイルを採用しました。
ゾロアーク以外の起点作り要因として、ウーラオスやミミッキュに強く、カイリューが不利な鋼タイプを誘ってかえんだまトリックで機能停止にしたり、ステルスロックを撒けるピクシーを採用しました。
最後の枠はサンダーにある程度強く、こちらに刺さっているアローラキュウコンなど氷タイプの相手をできるとつげきチョッキマンムーを採用しました。またマンムーにヘビーボンバーを持たせて小さくなる勢を気持ち対策しました。
[個体解説]
ゾロアーク@こだわりスカーフ
特性:イリュージョン
おくびょう c-252 d-4 s-252
・ナイトバースト
・かえんほうしゃ
・くさむすび
・トリック
努力値振りの意図はできる火力を上げたいのでc全振り、ダウンロード対策のb<d、準速のスカーフエースバーンを抜くために最速です。
技は一致で追加効果が優秀なナイトバースト、カイリューやマンムー、ピクシーに化けた時に誘う鋼タイプに抜群を取れるかえんほうしゃ、
カイリューやジバコイルに化けた時に誘うじめんタイプに抜群を取れるくさむすび、スカーフと合わせて起点作りや、受けポケモンを機能停止させたりできるトリックを採用しました。トリックはダイマックスがないので相手の積み技に対して上からスカーフを押し付けることで起点回避ができて、助けられた場面が何度かありました。かえんほうしゃ、くさむすびは微妙に火力が不足していて、h252ナットレイ、ヒヒダルマ、ウーラオス(連撃)などは乱数が絡みます。
耐久はかなり低く、a252ガブリアスじしんでしっかり倒されます。
ウーラオス(連撃)@ラムのみ
特性:ふかしのこぶし
ようき a-252 b-4 s-252
・インファイト
・すいりゅうれんだ
・かみなりパンチ
・ビルドアップ
努力値振りは普通のas振りで余りをbに振りました。
技は一致で火力重視のインファイトと、a+1でasミミッキュを皮ごと倒せるすいりゅうれんだ、ドヒドイデやマリルリあたりの格闘半減の水タイプに打つかみなりパンチ、積み技のビルドアップで採用しました。ちなみに+1インファイトでhbのポリゴン2は落とせません。
サンダーやゴリランダーを採用している相手が予想していたように多く、そこまで選出はしませんでした。
カイリュー@タラプのみ
特性:マルチスケイル
ようき h-244 a-28 s-236
努力値振りはhを奇数にして、スカーフ最速ウオノラゴンや最速ドラパルトを抜けるようにsを振って余りをaに回しました。
技はサンダーやポリゴン2の処理速度を意識してげきりん、きあいのたすきやばけのかわを貫通できるメインウエポンのダブルウイング、マルチスケイルと相性がよく色んな相手を強引に起点にするためのはねやすめ、積み技のりゅうのまいを採用しました。a+2げきりんでステルスロックダメージ込みでhbポリゴン2を2回、a+3げきりんでhbサンダーを一回で倒せます。
タラプのみを持たせることで相手のサンダーなどの特殊アタッカーを強引に起点にすることができました。ポリゴン2がひかえめc252振りでれいとうビームを打たれてもd+1はねやすめマルチスケイルとd+1通常マルチスケイルなしのダメージを、耐えることができます。一致の氷技でもはねやすめと合わせて(凍らなけらば)受けきれます。
攻撃技が技固定+混乱のげきりんと命中不安のダブルウイングなので最後までスリリングに戦えます(白目)。ダブルウイングはちょいちょい肝心な場面で外して負けたものの混乱自傷はほぼなかったので、トータルではエースとしてしっかり活躍してくれました。かわいい。
ジバコイル@たべのこし
特性:じりょく
ずぶとい h-124 b-252 c-20 d-12 s-100
・10まんボルト
・ボディプレス
・てっぺき
・みがわり
努力値振りはネットで見つけたものをsを少しだけ上げて使いました。+2ボディプレスでhbポリゴン2を二回で倒せるそうです。素早さはエアームド辺りを意識して振りました。
技は一致でエアームドやアーマーガア、ドヒドイデに刺さる10まんボルト、10まんボルトで倒せない相手を倒すボディプレス+てっぺき、鋼タイプを捕まえて起点にした後裏の相手に上から倒されるのを防げるみがわりで採用しました。
思ったより受け構築と当たらなかったので活躍の機会は少なかったですが、選出したときは素晴らしい活躍をしてくれました。
いじっぱり a-252 d-116 s-140
努力値振りは火力をガブリアスをこおりのつぶて、ギルガルドをじしんで倒したかったのでa特化して、おくびょうc252サンダーのぼうふうを二回耐えるようにdに振って、余りをsに振るとちょうどs4振りのミミッキュを抜けたのでこの振り方になりました。
技は一致かつじめん+氷の範囲が優秀なじしんとつららばり、先制技のこおりのつぶて、ちいさくなるやガラルマタドガスへの対策としてヘビーボンバーを採用しました。
とても環境に刺さっていてエースのカイリューと同じぐらい選出しました。最後に入ってきたポケモンですが実質裏エースと言って良い活躍をしてくれました。
小さくなる→バトン先の相手に対してはヘビーボンバーの必中効果がなくなるのを知らなくてびっくりしました。
ピクシー@かえんだま
特性:マジックガード
ずぶとい h-252 b-252 s-4
・ムーンフォース
・つきのひかり
・トリック
・ステルスロック
努力値振りはとにかく耐久がかつかつなのでhbに全振りし、sに余りを振りました。
技は一致のムーンフォース、回復技のつきのひかり、かえんだまを相手に差し上げるためのトリック、裏のエースの抜き性能をあげるためのステルスロックで採用しました。
多くの対戦で初手に選出をしました。どうやら相手のウーラオスが初手に出てきやすい構築のうなので初手で有利な対面を作れる事が多かったです。かえんだまでやけどをすることでカバルドンのあくびループを抜けることができます。またやどりぎのたねが回復ソースのエルフーンやナットレイ(かえんだまトリックが決まれば)には特性のおかげで有利に出ることができます。
[選出について]
・ピクシー+カイリュー+誰か
一番多い選出です。誰かのところはマンムーが一番多くて、次がゾロアークでした。
・ゾロアーク+ジバコイル+ウーラオス
対受け構築に対する選出です。ウーラオスのところはカイリューだったりマンムーだったりしました。
[大会の感想やら]
エースのカイリューのダブルウイング外しによる敗けから始まったスパイクチャレンジでしたが、瞬間的には2位まで行ったり終わってみれば好成績を残すことができました。事前考察がそこそこ当たっていたことと、全体を通して観ると運が良かったことが好成績に繋がったのかと思います。自分のプレイングミスで落とした試合もあったので多摩行をして集中力を鍛えてきます。
ダイマックスなしで準伝説の多くがいない今回の大会は、なんとなく五世代の頃を思い出して懐かしい感じがしました。まだポケモン対戦の初心者で全然勝てなかったあの頃からすると、当相棒にしていたカイリューと好成績を残せたことで、今の自分の成長を感じて嬉しいような、未だに十年前と同じ事をしている自分に悲しいような複雑な気持ちになった3月21日でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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